日本プロゴルフ殿堂は1月23日に、第7回日本プロゴルフ殿堂入り顕彰者を発表し、
新たに殿堂入りする4人の顕彰者を発表しました。
1972年以前に活躍し、功績を残したプレーヤーに贈る「レジェンド部門」では、
当クラブ顧問である佐藤精一プロが選出されました。
以下、会見で披露された佐藤精一プロの喜びのコメントを掲載いたします。
「顕彰のお知らせを受けた時の心境は、正直言って“ウソ”みたいな心境でした。
日本オープンに勝ったあの日の感動が思い出されます。
我孫子GCから新設コースの袖ヶ浦CC移ってしばらくして、
袖ケ浦CCで開催され、最終日は大先輩の戸田藤一郎さん、大島富五郎さんらと
優勝争いをすることができました。17番まではタイのスコアで競り合い、
大詰めの18番でグリーンのエッジから10数メートルはあったと思いますが、
これが運よくホールに入ってくれた。一生忘れることのできない感激でした。
さらなる感激は、優勝カップは私を育ててくれた我孫子GCの理事長を
なさっていた岡田信次さんから頂いたことです。
私はプロとしてわずかに3勝です。もっと沢山勝った方が大勢います。
それなのに、私が顕彰されるとは…。この感激をいつまでも忘れずに、
今日までお世話になった方々のご恩に少しでも報いたいと思っています。
まずは師匠の山本増二郎先生に感謝の報告を致したいと思っています。
最近はアキレス腱を痛めたために、十分なゴルフはできませんが、
力の限りゴルフ界のお役に立ちたいと思います。」
日本プロゴルフ殿堂ホームページより抜粋